令和5年7月17日(月・祝)に「咸宜園平成門下生之会」(※1)の講座でバス研修を行いました。24名が参加し、「淡窓の足跡を辿(たど)る 能古・浄満寺」と題し、福岡市の能古島(のこのしま)と浄満寺(じょうまんじ)を訪ねました。
能古島にある亀陽(きよう)文庫 能古博物館では、江戸時代中・後期の儒者で、廣瀬淡窓が門下生として学んだ亀井南冥(なんめい)・昭陽(しょうよう)に関する展示資料などを見ました。
国宝「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう」の金印をいち早く詳細に鑑定したのが亀井南冥
で、その際に自ら記した鑑定誌も展示されていました。
続いて訪ねた浄満寺には亀井家一族の墓所があり、当時淡窓や旭荘がお墓参りに訪れています。皆さん墓石に刻まれた文字を読み取ったり、静かに手を合わせてお参りをしたりしました。
厳しい暑さの一日でしたが、皆さん楽しみながら学んだようでした。
(※1)咸宜園を近世日本の教育遺産群として市とともに世界文化遺産登録に向けた活動を行っている市民応援団。
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